大阪北部で発生した地震

地震の度に、ブロック塀が倒れて、大きな被害がでています。


「うちのブロック塀はずいぶん古くなってきたけど大丈夫なのかしら...」


「道路沿いにブロック塀があるのだけれど、地震で倒れないか心配...」

「お隣との境界に高いブロック塀が大丈夫なのか心配...」

「ブロック塀の耐震性は大丈夫?」

そんなご相談がありました。

ブロック塀の施工方法は、定められたものがあります。

【塀の高さ】 2.2m以下とする(普通土の場合1.8m以下とする)。


【ブロックの厚さ配筋】120mm以上とする(2.0mを超える場合は150mm以上とする)。


【控え壁】1.2mを超える塀について、3.4m以内ごとに設置する(400mm以上突出する。壁頂より450mm以上下げない。 基礎及び塀と一体にする。 空洞ブロックは全充填とする。
【透かしブロック】2個以上の連続及び最上部・最下部・端部への使用禁止。
【連続フェンス塀】腰壁は1.2m以下とし全高さは2.2m以下とする。
【擁壁上のブロック塀】高さ1m以上の擁壁上ブロック塀は1.2m以下とする。
高さ1m以下の擁壁上ブロック塀は擁壁下部地盤よりの高さ2.2m以下とする。
【ブロックの種類】JISA5406の規定と同等以上の製品を使用する。 

他にも配筋(鉄筋の加工及び組立)や、基礎なども仕様がきまったものがあります。建築基準法で定められています。
こちらの写真のお宅は、四日市の道路に面して高さ6段の古いブロック塀がありました。
「古いブロックが倒れそうで心配なんです」
とご相談がありました。

ブロック塀

ブロック塀の診断をしたところ

ブロック塀の倒壊の恐れがあることがわかり

ブロック塀のリフォームをしました。



ブロック塀の半分の長さは新しいブロックに積みなおし

残りの半分は、倒れる恐れのある上部分を取り除き

1~3段までの低いブロック塀にリフォームしました。

ブロック塀リフォーム

これで安心ですね。

いつおきるかわからない地震...

「うちの古いブロック塀はどうしたらいいのか、心配...」という方は

お気軽にご相談くださいね。

幸泉は、建築士の資格を持つ者が対応させていただきます。